top of page

モンスターハウス#4考察

  • 執筆者の写真: ヒジカタ
    ヒジカタ
  • 2018年12月6日
  • 読了時間: 10分

M-1グランプリの感想記事が執筆途中になっておりますが、ここで昨日放送された「水曜日のダウンタウン」内の企画「モンスターハウス」が急展開を迎えましたので考察をまとめていきます。


第4話振り返り

クロちゃん、芸能関係者の男性と食事。


芸能関係者「モテちゃってんでしょ?」

クロちゃん「蘭ちゃんとチューした。キスすると気持ちは入る。舞い上がったけど莉音ちゃんのことも好き。可愛い。バカな子好き。モンスターハウスで彼女作ったらそのまま結婚するつもり」


カットが変わり、水曜日のダウンタウン(モンスターハウス第1話)オンエアの当日。


さのけん「今日オンエアだよ」

蘭「お酒飲みながら見ようよ」

6人でソファに座りテレビを見る

水曜日のダウンタウン、放送が始まる。


第1話のバーベキューの様子をみんなで見る

莉音「懐かしい」

クロちゃん「行った行った」


<第1話にて、クロちゃんが莉音と蘭両方に「好き」と言っていたことが全員にバレる>


莉音「うわあ、最悪、なんかショック、見損なったわ」


一同静まり返る。


莉音「なんか普通にびっくりした、初めて知ったから。莉音には嘘つかないって言ってたの、あの時。なのに、びっくりしちゃった、ショックていうか悲しい。人間不信になりそう」

慌てふためくクロちゃん

蘭「それ私にも言ってたよね」


クロちゃん「けっこう前の話だから、すげえ酔ってたの。なんていうの、あの、そういう雰囲気になっちゃったから…」

慌てて訳の分からない言い訳をするクロちゃん


蘭「莉音ちゃんとキスしたの?」


クロちゃん「ううん、してない」

蘭「してないの」


大雅「でも、したとは言ってた。キスしたって」

莉音「え!?」


クロちゃん「俺が?あー、してない、ほんとにしてない、大雅待って待って」


莉音「まじでしてない。え、待って待って怖いんだけど。なんでそんな嘘つくのか理解できないんだけど。……大雅が嘘ついてるの?」


大雅「嘘つく必要がない。この話に於いて」

クロちゃん「だから、勘違いじゃないかなと思って、え、俺言ったっけそんなこと、キスしてないからキスしたなんて言うはずないしなあ…ちょっと待って待って」(スタジオ爆笑、浜田「言うたやん!!」)


莉音「二人とも本音な訳?」

クロちゃん「二人とも、いいなと思ってるよ、もちろん」


蘭「どっちの方が好き?」


クロちゃん「ん?……どっちの方が?」

クロちゃん、答えられず黙る


莉音「黙るとこ?てかほんとに、もういいや。無理だわ」


クロちゃん「途中経過じゃん、…好きだよ」


蘭「どっちが?」


クロちゃん「………どっちも!」


莉音「は?」

クロちゃん「ほんとに、本気で好きだよ。」

莉音「まじきもいんだけど」

クロちゃん「こんなはずじゃないから。」

莉音「自分勝手すぎない?」


クロちゃん「ちょっと待ってこんなはずじゃないから!違うから!」


莉音「なんだろうね、積み上げてきたものが…」

クロちゃん「骨折したらさ…」

莉音「骨折じゃないから!私もう行く」

クロちゃん「どこに行くの?莉音!」

莉音、部屋を出る


女子寝室にいる莉音に歩美が話を聞きに行く。

莉音「何が一番ショックかって言ったら、どっちが好き?って言うときに答えられないの?と思って、こんだけ私のこと好き好き言ってて…」


男子寝室にて、男性陣スリーショット

クロちゃん「ほんと選べないの今。ほんとにどっちもいいとこあるから好きなの。知れば知るほど好きになってきてるの。自分の気持ちに嘘つきたくないから。今までの恋愛ってそう言う風にやってきたから…」

さのけん「めっちゃショックだった」

大雅「あんな顔見たことないけど。信頼してたっぽいし」

クロちゃん「わかんないんだよ俺。そんなに悪いことやった?」



***



クロちゃん以外の5名、ダイニングに座っている


「クロちゃんどうしたの」

「まだ仕事じゃない?」

「最近あんま帰ってきてないね」

「まあいっか」


クロちゃん以外の5名、夕飯を食べ始める。

クロちゃん、泊まりの仕事でのお土産を持って帰宅。


一同「おかえりー」


クロちゃん「もう食べてんの?」


「うん」


(略)

クロちゃん「莉音ちゃん、まだ怒ってる?」

莉音「何?」


クロちゃん「怒ってるのかなーと思って」

莉音「逆に、怒ってないと思う?」

クロちゃん「……」


クロちゃん「ずっと怒ってたら、仲直りした方がいいなと思って。」

莉音「……」


クロちゃん「空気感も変じゃん」


莉音「私のせい?」

蘭「それをクロちゃんが言うっていうのは…」

莉音「ほんと、どの口が言ってんだって感じ」


クロちゃん「俺だけのせいなの?」


歩美「むちゃくちゃだよ」


<ここで、黒服の男が登場。黒い箱と手紙を置いて去って行く。>

手紙「これからこの家を出ていく人を1名決めていただきます。くじ(黒い箱)を引いて◯が出た人にその脱落者を決める権利が与えられます」


クロちゃん「待ってよ!この感じやばくない!?」

自分が追放される可能性が高いことを悟り、激しく動揺するクロちゃん。(←ここからめちゃくちゃ面白いのでオンエアで見て欲しかったです)


さのけん「くじ引いて、せーので見せればいいか」

歩美「じゃんけんで勝った人から時計回り」


じゃんけんの結果、クロちゃん、大雅、さのけん、歩美、莉音、蘭の順でくじを引く


せーの…


皆でくじを開く。クロちゃんが「◯」を引き当てる。

(態度が豹変、ニヤリとするクロちゃん)

「引いたよ?俺引いたよ?」

(笑みを隠しきれず一気に喋り出す)

「よかった……だって、俺のこと落とそうとしてたでしょ?

どうしよう、困ったなあ、俺はさ、ほんとにこの6人で過ごしたいってさっきも言ってたじゃん、これ引く前から。みんながやろうとした時、俺はやろうとしなかったじゃん!

6人がいいなあ…。(略)

ちょっと、一人ずつ面談しようかな。どんだけの思いがあってここで生活してるのか聞いてみようかな。じゃあ、わかりました。わたくし、下の部屋にいるから、一人ずつ来てもらおうかな?まずは、一番若いし、大雅から来てもらおうかな。うん。みんなが納得する方法を考えよう。お土産食べていいよ。大雅ね、まず。下で待ってまーす♪」


***


第3話とは違った衝撃、クロちゃんの悪魔的側面が露わになった。

それでは、第3話終了時点での考察を確認し、今回の放送と照らし合わせながら予想を修正していこう。

第3話までの考察(以下、過去のブログの引用↓)


第3話まで見てきて、不可解な点がいくつかある。

「なぜ女性はクロちゃんに言い寄られても抵抗しないのか?」

まずこの一点。

クロちゃんと手を繋いだり、キスしたり、気持ち悪いに決まっていますが、デートに行った莉音ちゃん、キスをした蘭ちゃんも、嫌な顔一つしない。

特に、最初散々キモいと言っていた蘭ちゃんが急に態度を翻しキスしてしまう場面には強い違和感を感じました。これには絶対に何か理由がある。

さぞかし沢山お金をもらっているんだろう、という考えに自然と至りますよね。

本家テラスハウスには「キス手当」なる制度があるそうで。

そしてもう一つ、

「この企画は、どのように終焉を迎えるのか?」

テラスハウスそっくりの演出、「恋愛リアリティショー」という謳い文句で始まったこの企画ですが、とにかく、ここまででクロちゃんはいい思いをしすぎています。

クロちゃんに幾多のドッキリをかけてきたこの番組のことですから、このままいい思いをさせて終わるはずがない。ましてや藤井さんのことですから、誰もが驚くようなオチを設定していないはずがない。

この二つの疑問について考えた時、とある仮説が浮かびました。

もしかして、この企画の本質は「女性がいかに『手当』を稼ぐかという点に主眼が置かれたゲームなのではないか、またこのゲームに最終的なクロちゃんへの制裁についての何かしらが絡んでいる」のではないか?

これはあくまでも仮説にすぎませんが、私が思うにゲームはこんな感じです。

・さのけんさん、大雅くん、クロちゃんにそれぞれ「手当」の金額が設定されており、クロちゃんがもっともその金額が高い。

・女性はどの男性を狙うも自由(=台本はない。また、ゲームをどうプレイするかはプレイヤーである女性に委ねられているため、ヤラセでもない)

・最もお金を稼いだ人にだけ手当がおりる、

・あるいはクロちゃんへ制裁を下す権利が与えられる?

・女性陣は番組のオンエアを見て、他の二人がどの程度稼いでいるのかを逐一確認している

さらに以下は可能性の低い憶測ですが

・女性陣は初日の夜にルールを知らされた?

・男性陣にはこのゲームのことは知らされていない?

・男性陣にこのゲームの存在を感づかれたらアウト?

・現時点で最もクロちゃんとの接触が少ない歩美の逆転劇がある?

次回、第4話では、第1話のオンエアをメンバーみんなで見る様子が放送されるようです。もしこれが本当なら、オンエアの確認、すなわち「伏線回収」が行われるということ。

そう、ここまでの内容は壮大な伏線(フリ)にすぎないのです!



***


と、まあ、こんなことを書いていた。第4話にて黒い箱の中身がクジだったとわかり、「脱落」という制度が登場した。当初の「いかに手当を稼ぐか」という案にこの「脱落制度」を組み合わせると、ゲームのルールは以下のようになるのではと予想します。


・脱落した時点でそのプレイヤーはゲーム終了、その時点で稼いでいた「手当」を受け取る。あるいはもっとハードなルールだったら、最後に残った一人にしか手当がおりない。

・オンエアのたびにくじ引きが行われる。「◯」を引くのは毎回クロちゃんで、クロちゃんと二人になるまでモンスターハウスは続く。最後に残った人が優勝。


当初の案で辻褄が合わない点を修正すると

・クロちゃん以外の5人はグル。くじ引きの箱には6つ全て「◯」のくじが入っており、他の5人はくじを引いた後に自分が持っているものをハズレくじ(四つ折りの、何も書かれていない白い紙)とすり替える。よってどんな順番でどれを引いてもクロちゃんひとりが「◯」を引き当てた状況となり、脱落指名者(親)は必ずクロちゃんになる。

・みんな脱落したくないので、クロちゃんの機嫌をとる

・この企画の本質は、クロちゃん(モンスター)の機嫌をとりながら脱落を回避し、賞金を稼ぐ、「一攫千金・サバイバル・バトルロワイヤル」

・女性陣だけでなくクロちゃん以外の男性陣にも「手当」が存在する

・男性プレイヤーはクロちゃんにキスをされるリスクがないので「手当」の金額が低い

・男性より女性陣の方がハイリスクハイリターン。女性陣は、男性より先に脱落したらペナルティがある?

・キスしたらいくら(何ポイント)のような加算だけでなく減点ルールもある?

・脱落者が出るごとに「手当」のレートが上がっていく


***

ルールのさらなる詳細とその根拠情報


蘭「どっちが好き?」

二股が発覚したあの場面で、普通の恋愛においてどっちが好きなのかすぐにはっきりさせる必要があるか?私はよくわからないけど(笑)

にしてもあの状況での蘭ちゃんの発言は違和感が強かった。何か特定のワードをクロちゃんから引き出そうとしていたのではないかという感じがする。

・キス等の手当だけではなく「好き」などの特定の言葉を言わせることでの加点がある?


莉音「何が一番ショックかって言ったら、どっちが好きって言うときに答えられないの?と思って、こんだけ私のこと好き好き言ってて…」

どっちが好き?という状況になって答えられなかったクロちゃんに対し、もし本当に莉音ちゃんがクロちゃんのことを好きなら「私はこれだけ好きなのに、ひどい!」という風に怒るのが普通のような気がするのだが。「これだけ私のこと好き好き言ってて…」という言い回しになるということは、莉音ちゃんがクロちゃんのことを好きかというのはここでは問題でなく、(自分はクロちゃんのことは好きではないけれども)クロちゃんに好かれておきたい何らかの理由があることが伺える。


そのほかにも、クロちゃんの二股発覚の場面で「何やってんの?笑」などとツッコミを入れる人がいなかったこと、男性二人がクロちゃんを責めないこと、くじ引き登場の場面で事態の飲み込みが妙に早いことなど、クロちゃん以外の5人に不可解な行動が多すぎることからこのように考察した。


あと最初からう〜〜〜っすらと気になっていた、男女3人ずつで生活する家なのに、それぞれの寝室が二段ベッド+仮設布団という余裕のなさ。これも、徐々に人が減っていくと思えば納得である。



第4話で終了かと思っていたがここで折り返しのようだ。ライアーゲーム「リストラゲーム」を彷彿とさせるゲーム展開、カイジのような緊迫感、個人的には大大大好物である。

今後の展開にも期待が高まる。


文・ヒジカタ

協力・みさごさん

コメント


bottom of page