ネオチャラ芸人EXITに託された芸人の未来
- ヒジカタ
- 2018年12月12日
- 読了時間: 5分
高校でクラスメイトに話を聞いてみるとテレビ、特にバラエティ番組をほとんど見ていない。男女共に「そこらへんの芸人よりYoutuberの方が面白いから(笑)」「最近のテレビつまんない」という意見が散見され、テレビ・お笑い大好きっ子の私からしたら「面白い番組はある!お前が見ようとしてねーんだよ!」と言いたくなる。
ということで、今回は今注目の若手お笑いコンビEXITにマジで早くブレイクしてほしいという気持ちからこのブログを書かせていただきます。
ノートに殴り書きしたものを転記した、粗だらけの内容になりますが、とりあえず熱意だけ伝わればいいかなと。
まず、昨今のYoutuberブームについて
Youtuberの動画のメリット
・1回5分〜15分くらいで見られる
・いつでも見れる
・スマホで(どこでも)見れる
テレビのバラエティ番組の不便なところ
・1番組30分〜1時間→忙しくて時間作れない
・放送する時間が決まっている
・リアルタイムで見れない場合録画しなければいけない手間がかかる
・テレビでしか見れない(→TVerなどがこれらの問題を解消しているが現時点ではいまいち認知度が低い?)
とにかく、「ここまでしてテレビのバラエティ見るほど興味ないわ」という人がかなりいるのが現状。
Youtuberの動画のいいところ
・毎日更新する(更新頻度が高い)
・Youtuberの家、家族、ペット、友達など周辺の人が出てくる親近感、親しみやすさがある
・チャンネル登録しておくと通知が来る
・20代の男性Youtuberグループの(企画そのもの以外の)アイドル的人気、ブロマンス需要
Youtuberが個人芸なのに対し芸人は団体芸。
ライブでの他の芸人との絡み、楽屋やプライベートでのコミュニケーション
バラエティ番組ではMCや先輩のフリに応えたり、ロケでは素人と話したり、周囲の他人と連携して笑いを取らなければいけない場面が多い。Youtuberと芸人を比較したとき、コミュニケーションにおいてより難度の高い技術を求められているのは圧倒的に芸人である
今テレビで活躍する芸人は、上はダウンタウンから、若手でも30歳を過ぎているのが当たり前という状態。20代の芸人は劇場にこそいるけれどもテレビ露出が圧倒的に少ない。
ベテラン芸人がずっと面白いので、若手が入り込む余地はどんどん減少している
我々がゴールデンのバラエティを見ていた頃にブレイクした若手芸人
・キングコング
・オリラジ
・はんにゃ
多分全員が20代(すみません調べてません)
賞レースみたくネタが玄人受けするかどうかは関係なくて、とにかく勢いがあってキャッチーで、華があってコンビ楽しそうな雰囲気があれば女子中高生にはうけるのでは?
最近だとフースーヤの「オーマイゴッドファーザー降臨」が日常生活で使いやすいと中高生の間でプチブレイクしてたらしいですね。
芸人の方が難しいことを要求されているという話だが現在のお笑い界、テレビ界が要求するレベルが高すぎてネタで一発当てた程度の若手芸人はすぐに淘汰されてしまうのが現状。
ゴールデンのバラエティでは所謂「お笑い風」のスキル、深夜のバラエティでもMCのフリに応えるといった他者との連携スキルが必須になっている(気がする)。
個人芸を身につけたばかりの若手の居場所がなかなかない!
今、若手の個人芸を世間に見せることができるのがYoutube。若手芸人は同業者からの評価や職人(芸人)としてのプライドを捨ててでもYoutubeを主戦場にして闘った方がブレイクしやすいのではないか?
ここで、本題、お笑いコンビEXITについて。
ネオチャラというキャラクターで注目を集めている。
ゴッドタン→チャラいキャラだが実はまじめというのをMCにつっこまれてハマっていた。
コアなお笑い好きや、深夜バラエティを見る20〜30代のサラリーマンなどに認知される
おはスタ→ゴッドタンきっかけでオファーがあったとのこと。すみません見てません・・・
何週も連続で呼ばれてるらしいですね。ここで小学生に認知される。
今この状況でライブ出演やネタ番組、バラエティ番組への出演だけに力を入れるよりも、一見回り道とも思えるYoutubeでの動画配信活動にウエイトを置いて、中高生を味方につけてからテレビで勝負した方が絶対に得!!!!!!!!!
中高生の視聴率を持ってるなという理由でキャスティングしてくれるようになる番組も出て来るかもしれないし。セブンティーンとか、女性向けファッション誌からの連載の仕事来るかもしれないし。
女子中高生からの圧倒的人気を後ろ盾にしてバラエティ番組への出演を増やしていき(業界の人はゴッドタンでのハマり方見てるのでそう簡単には見捨てるようなことしないと思うのです)、そこで団体芸のスキルを少しずつ習得する→徐々に同業者からの評価を獲得していく
Youtubeで人気が出れば、普段Youtubeしか見ていない層の中高生が再びテレビを見るようになる可能性も出てくる。そこでベテラン芸人の面白さに気づいてテレビのバラエティを再評価したり、劇場にネタを見にいくようになれば、ネタでストイックに勝負している無限大ホール等を拠点にする他の若手の注目度も高まり、お笑い業界全体の盛り上がりに繋がるのではないかな・・・と思うわけです。
アメトーーク「激動の同期芸人」でノブコブ徳井さんが仰っていた話がよかった。
「芸人はYoutuberをどこか下に見ている。芸人はYoutuberよりも自分たちの方が知名度が高いと思っている。しかし実際は、Youtuberがイベントやったら芸人の単独ライブの何倍もの客を集める。でも芸人とYoutuberがタイマンで対決したら絶対に芸人の方が面白い」という話(うろ覚え)。
これを、日頃Youtuberの動画を見ている若者に知らしめ、テレビと芸人の評価を回復させることができるのはEXITだと思う。
・相方にドッキリ(ブロマンス供給)
・劇場にいる芸人との絡み(周りの人を動画に出す)
・中高生に流行りそうなオリジナルゲーム
・TikTok
この4つはマストでやってほしい。マジで。マジで。
EXITさん、ほんとに応援してます!!!!!!!
テレビと芸人の未来があなたたちにかかっています!!!!!!
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